はじめに
宮本佳実さん著「売れる私」になる方法
ワークライフスタイリスト・宮本佳実さんの最新刊を読了しました。
私は宮本佳実さんの働き方、女性らしい軽やかさと優しさをとても尊敬していて、これまでの宮本佳実さんの著書は全て読んでいます。
一冊目のタイトルが「可愛いままで年収1000万円」だったり、今回もタイトルは「売れる私」だったり・・・。
目は引く一方で、人によっては、少しキャピッとした印象に敬遠してしまうタイトルかも?と思うのですが・・・、
今回の本を含め、
これまで本やブログで佳実さんが発信していることの本質をしっかり捉えると、
ビジネス的にとてもセンスがあり、コツコツ努力を重ねられている素晴らしい起業家さんであることがわかります。
今回もキャッチーなタイトルですが、
「売れる私」というのは、身近な人を含めた周囲の人から「愛される私」「人から好かれる私」ということ。
起業してゴリゴリ自分を売り出したい!SNSでキラキラしたい!なんて女性だけではなく・・・、
仕事だけでなくプライベートにも活かせる技が満載なので、全ての女性におすすめしたい内容です。
「売れる7ヶ条」誰でも、生きる世界は変えられる!
- 第1条 自分が輝ける場所を見極める
- 第2条 愛嬌でコミュニケーション能力を高める
- 第3条 種を撒き散らかす気持ちで
- 第4条 全員に好かれることを諦める
- 第5条 ワクワクに敏感になる
- 第6条 昔のポジショニングを引きずらない
- 第7条 上っ面のポジショニングやマウンティングはしない
今回の本の中で、私が一番好きなフレーズは「誰でも、生きる世界は変えられる!」という言葉。
現代社会では、誰もが「生きる世界」を自分で選ぶことが出来ます。
家庭の事情や身体的な事情など、様々な条件がある中でも、
自分がどんなフィールドで、どんな気持ちで生きていくかは自らの選択によるもの。
自由に選ぶことが出来るのです。
それをスムーズに行っていくために必要な、人とのご縁のためには、
ここで紹介されている「愛嬌」や「軽く投げる」の究極版、
「種を撒き散らかす」といった大量行動が必要です。
「売れる」=「人に好かれる」ためには、
まず自分を満たし、大切な人を大切に出来る自分になることが重要であって、
どこぞの他人を羨んだり、マウンティングしたりするようなことは、実に不毛なのです。
自分のメディアの作り方
今回の本では、これまでの本の中で最も「SNS」について深く言及されています。
SNSの普及により、芸能人でも有名人でもない「フツウの人」が、発信力(メディア)を持てるようになりました。
プライベートで親しい友人に近況報告をするためではなく、
不特定多数の方に見られるSNSを運用する場合に必要な、
テーマの定め方やターゲットを決めることの大切さなどについて、宮本佳実さんのSNSヒストリーなどを交えながら解説しています。
「今の私」が伝えられることを残す意義
後半では「今の私」だから伝えられることがある、という内容が出てきますが、この言葉にはとても勇気づけられました。
わたしも過去のブログなどを読み返すと、正直ひどい内容も沢山ありますし、割と恥ずかしい事を平気で書いていたり・・・。
でも逆に、1年後にきっと今と同じ文章は書けない。
つたない私の文章ですが、未来のわたしから見れば「成長記録」です。
愛される人は感謝を忘れない
宮本佳実さんに、パーティー等で直接お会いした時にいつも思うのですが、佳実さんは本当に周りの方への感謝を大切にし、表立って感謝の意を丁寧に伝えられる方です。
私も見習って、人とのご縁を大切にしながら、これからも成長していきたいと思います!