彼女の仕事への姿勢の投影が、結果になっている。
はじめに
映画から「感情の動かし方」を学ぶべし
最近、尊敬する経営者の方から
映画から学ぶべし!
と言われており、ちょこちょこ家で映画を観ています。
ストーリーの組み立て方だったり、
感情の動かし方だったり、
そういうのを自分の映画を見たときの観点を元に、分析し・・・。
なんで今、自分は感動したんだろう?スリルを感じたんだろう?
というのを、敏感に感じ取り、
ブログやWebマーケティングの仕事に活かすという話です。
先日、娘が体調優れず、おうちでゆっくり過ごしたかったので、
娘と家で過ごしながら映画DAYにしました。
映画「マイ・インターン」のあらすじ
今回は、評価が高くずっと見てみたかった映画
「マイ・インターン」を観ました^^
有名映画「プラダを着た悪魔」とよく並べられるこの映画。
主演の1人アン・ハサウェイが、
プラダを着た悪魔では、田舎から夢を抱いて都会にやってきた若者を演じていましたが、
今回は30歳にしてファッションECの会社で大成功を収めたCEOとして登場します。
主人公の1人は、ニューヨークで
アパレルの通販サイトを運営している
女社長のジュールズ(アン・ハサウェイ)。
1年半前に自宅で始めた事業が大成功し、
会社はいまや、220名の社員を率いる新興IT企業に。
プライベートでは可愛い娘と、
自分の事業のために専業主夫となってくれた夫に恵まれ、
素敵な家に住んで順風満帆。
そんな彼女の会社に、ある日、
福祉事業の一環で始めた「シニア・インターン制度」で採用された
70歳の紳士ベン(本作もう1人の主人公。ロバート・デ・ニーロ)がやってきます。
彼は最愛の妻に先立たれ、
40年勤めた会社も定年退職し、新しい生きがいを探していたのです。
最初は、若者ばかりのIT企業に飛び込んだのですから、
70歳のベンは浮くのもやむを得ず・・・という状況でしたが、
彼は年長者にもかかわらず、
常に謙虚でその誠実、更にはユーモアも兼ね備えた素晴らしい人柄。
最初はジュールズも彼を煙たがっていましたが、
またたく間に社内の人気者になっていきます。
そんなときに、一児の母であり社長という立場である
ジュールズには、公私ともに問題が発生。
苦しい日々を送っていましたが、そんな彼女を救ったのは、
彼女の「直属インターン」として配置されていたベンでした。
ベンは本当に温かな人柄で、更には仕事も出来、紳士。
一言で言うと、完膚無きまでのパーフェクトおじいちゃんです。
ベンの真摯なサポートに、ジュールズも彼に心を開くようになっていき、
2人の間には世代を超えた友情が芽生えます。
そしてジュールズは、公私両方の問題や、大きな決断に立ち向かっていく・・・
というストーリーです。
マイ・インターンを見ての感想
とにかくオシャレ!憧れる!
まず「プラダを着た悪魔」もそうでしたが、
世界観がおしゃれすぎて見ているだけで楽しいです!
舞台となるニューヨークの街やジュールズ、ベンの自宅は、
日本人からしてみるとウットリ憧れてしまうオシャレな町並みとインテリアばかり。
また、ジュールズが経営するファッションECの会社は、
若者ばかりが働くフラットでカジュアルな現代風のオフィス。
そして何より、主人公のジュールズとベンのファッションのオシャレなこと!
ジュールズは、
ぴっちりキャリアウーマン風のファッションでさえも、
鮮やかな色使いやスリムなスタイルを活かす美しいシルエット。
サングラスを掛けてコートを着た姿は、
その歩き姿の美しさに溜息が出ます・・・。
かと思えば、とても可愛らしい白のニットにスカートといった
カジュアルなファッションで出社する日も。
完コピしたいくらい素敵なファッションです!
ベンは、クラシックを愛する紳士らしく、スーツ姿が基本ですが、
自宅のクローゼットには色とりどりのネクタイが綺麗に並べられ、
その生き様含めた美しさ、清潔感にうっとりしてしまいます。
マイ・インターンから学ぶ仕事観
そしてやはりこの映画のテーマは「仕事」。
ベンの熟練の仕事っぷりにも惚れ惚れしてしまいますが、
やはり同年代で同性のジュールズをみて思うことが色々ありました。
彼女は若くして可愛い娘にも恵まれ、会社は急成長。
プライベートと仕事のバランスに悩みながらも、
最終的にはどちらも最高の形で手にします。
彼女の仕事に対する丁寧さであり、ひたむきな情熱。
あれは「好き」を仕事にした典型です。
特に、自宅に自社商品を注文して届けさせ、梱包をチェックし、
納得いかない部分を自ら工場まで指導しに出向くシーンは、
彼女の仕事人としてのポリシーが全面に押し出されています。
工場でも決して高圧的に指導するのではなく、自身が丁寧に教える。
冒頭ではコールセンターで直接お客さまの声を聞いているシーンまであります。
彼女の会社が1年半で急成長したのは、彼女の仕事への姿勢の投影です。
好きでなければ、あんな仕事はできません。
好きでなければ、あんなに情熱を注げません。
改めて、自分の好きなことを仕事にし、経営をするというのは、
本当に夢があるし幸せなことだと、
私自身も小さないちママ経営者として思いました^^
マイ・インターンの動画は、2018年秋現在、Amazonプライムでは有料です。
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