はじめに
成功する人だけが知っている 本当の「引き寄せの法則」
書店で平積みになっていたのでこちらの本を手に取ってみました。
著者のワタナベ薫さんの本は、よく書店で見かけていましたが、実は読むのは初めて。
ワタナベ薫さんのプロフィール(Amazonより)
株式会社WJプロダクツ代表取締役。
美容、健康、メンタル、自己啓発、成功哲学など、女性が内面外面からキレイになる方法を独自の目線で分析して配信しているメンタルコーチ。
2006年から始めたブログ一つで一日三万人が訪問するカリスマ人気ブロガーになる。
20代は月10万円貧乏生活、30歳で離婚、39歳で流産という過去のつらい経験を通しての、決してきれい事ではないメッセージが「ワタナベ節」として20代から60代まで幅広い年齢層の女性の支持を集める。
ブログは毎日深夜に更新するが、寝ずに待つ読者も多い。
講演会はブログやフェイスブックだけの告知にも関わらず、24時間で1000人以上の女性が応募する。
ということで「引き寄せ」に特化したコーチをしているわけではなく、自己啓発や成功哲学全般を扱っていらっしゃる方だそうです。
本の内容を見たあとに知って納得。
どんな状況でも「幸せ」だと感じられるか?
この本には、「引き寄せの法則」の真実や引き寄せが上手く行かない理由なども書いてありましたが、読了後の印象としては、「幸せな日々を送るための成功法則」の本といった印象でした。
章ごとに、
- お金の引き寄せ
- 人間関係の向上
- 恋人・結婚・子どもについて
など様々なジャンルについて、良い引き寄せを起こすための心がけが書いてあるのですが、
一貫して言っているのが「あなたはもう既に幸せであり、その幸せに感謝すること」が大切ということでした。
お金を沢山儲けていようがいまいが、結婚していようがいまいが、幸せだと本気で実感できる自分になること。
それが良い引き寄せの法則を起こす大原則であり、世の中全ての物事に対する「反応」は「自分が選んだもの」。
出版などを経て有名になったワタナベさん本人が体験された、妬みへの考え方や、苦手な人への接し方(自身が選ぶ反応)はなるほどと思いました。
成功者は結果的に「引き寄せの法則」を使っている
さきほど「良い引き寄せ」と書きましたが、
この本の冒頭に、引き寄せの法則の原理として、そもそも引き寄せの法則というのは「良いことでも悪いことでも引き寄せる」とあり、良い方向のイメージングと行動が大切とのことでした。
引き寄せの法則とはブーメランの法則でもあるのです。
引き寄せの法則は、魔法でもおまじないでもありません。
つまり、仕事においても家庭においても、充実した幸せな日々を送っている人(=成功者)は、意識しているにせよ、無意識的にせよ、この「成功のイメージングと行動」を絶対的にやっているのだと感じます。
それは大企業の社長であれ、活躍中の個人事業主であれ、セレブな専業主婦であれ同じ。
実際周りに居るそういった人々を連想すると、例外なく、明るく前向きな言動が印象的な方ばかりです。
何度でも「ワクワクするイメージング」を五感をフル稼働で行って、それを行動に結び付けられる人でありたいと改めて感じました!